ジンギスカンが食べたい!

道産子の私はときどきムラムラッとジンギスカンが食べたくなります。このサイトの日記の中でも何度か書きましたが、ムラムラっと来たときにはこうしてしつこく何度でも書きなぐりたくなります。こうして書いている最中にも口の中は大洪水になってます。もちろんこのあとすぐにジンギスカンの材料を買いに出かけなければなりませんが、私にとっていかにジンギスカンがラブリーな存在なのかを書き留めてから向かうことにします。

ジンギスカンの由来については諸説があるようです。モンゴル帝国の始祖チンギス・ハン(成吉思汗・1162-1227)が戦場で食べたといわれる羊の焼肉料理がジンギス汗鍋のルーツだそうですが 何故北海道なのかについては確かなことはわかりません。

由来はともかくジンギス汗鍋は道産子にとって切り離せない食べ物です。花見っていえばジンギスカン、キャンプっていえばジンギスカン、海水浴っていえばジンギスカンかまくら(雪で作ったの洞穴)の中でもジンギスカン。子供から大人までとにかくジンギスカン(^O^)/~~
もともと北海道では一般庶民の間で値段の高い牛肉を食べる習慣はほとんどなく、「すき焼き」にも豚肉を使っている家庭が多かったのだ(ひ〜ん我家だけだったかもしれないけど)。そんな背景もあり安い羊肉に人気が集まったのだろうという説があります。

ジンギスカン
ジュージューって音を想像してみてください(#^.^#)♭

もちろん道産子のすべてがジンギスカンを大好きだと言えませんがほとんどの方は好きだと思いますよ。シンギスカン鍋と名付けられていますが、ようは焼き肉料理の一つです。ラム(子羊の肉)やマトン(成育した羊肉)がその主役ですが、マトンは冷凍してハムみたいな形にしてスライスしたものを焼く。ラムは生肉をそのまま焼いたり、甘いタレに付け込んで(臭みが嫌いな方にオススメ)から焼くのが定番です。

ラム
左がマトンで右がラム

で、私はこの味付けのない方の生ラムが大好きで、これをミディアム・レアで食べるのが大好きです。ほんとにサッと焼くのが美味しいのです。タレにはたっぷりのニンニクと一味唐辛子をと入れていただくのが最高です。お口の中にじょわ〜っと広がる肉汁の旨味がたまりません♪ これがまた冷え冷えの生ビールと合うんだな〜ジュルジュルジュル〜d(*^¬^*)b
付け合わせの野菜は何でも合いますが、定番はモヤシと玉ねぎかな。モヤシを山盛りにして豪快に食べるのが道産子流です。モヤシのさっぱりとした食感と罪悪感(カロリー)を感じないでモリモリ食べれるのがいいですね。北海道ではなんでも豪快にするのが好まれるのですよ。

しかも羊肉にはダイエットに効果があるとされているカルニチンを多く含み、羊肉を食べるだけで体脂肪を減らすことが実証されていて、そのカルニチンは脂肪を燃焼させる為に必要不可欠な物質だそうです(どっかに書いてあった)。でも食べ過ぎに気をつけましょうね(#^.^#)♭

鍋
こんな鍋があります。真ん中のはアルミの簡易用です

どうです、ここまで聞くと食べたくなるでしょ(^^) 札幌へ来たらぜひ生ラムを食べてみてね!ジンギスカンは匂いがきついのでダメな方もラムだったら食べれるかもしれませんよ。大根おろしとポン酢でもなかなか美味しいので試してみてください。あとは、ラムしゃぶとかカレーに入れても美味しいです。

PS.ジンギスカンは元気になれる食べ物なので災害で避難生活を強いられている皆さんにもぜひ食べさせてあげたいです。ジンギスカンは野外で食べるのが一番美味しいんです。しかも大勢で食べるのにも適してます。何とかならないでしょうかね。いまは出来ませんが、いつの日かこういう災害のときに即座に対応出来る専門の「炊き出し隊」を支援するNPOを立ち上げたいです。そして北海道の美味しいものをいっぱい食べて元気になってもらいたいです。

ジンギスカン だるま本店
だるま人それぞれ好みがあります。でも私は昔(20年以上前)からここのジンギスカンが大好きです。北海道流を味わいたいなら迷わずここ。旨い焼き肉は煙りのでない洒落た店より、煙りに涙しながらガツガツ食べて味わうべし。食べてるときの至福感と食べ終わったときの充実感は他の焼き肉料理を圧倒します(#^.^#)♭


ところで、北海道のJR駅やコンビニではジンギスカン弁当が売ってますけど、皆さんの地域ではどうでしょう。

弁当