シマフクロウ(島梟)

北海道の先住民族アイヌの人たちからコタンコロカムイ(村の守護神)と呼ばれて崇められていたシマフクロウ。翼を拡げると170cmにもなる大きな体と一点をジッと見つめるようなその表情には威厳があり、まさに森の長者という雰囲気があります。

フクロウ

シマフクロウが生息できる場所は原始のままの自然が残されている場所、人間が近づかない場所に限られているそうです。かつては北海道の各地に生息していたシマフクロウは、原生林の伐採が進むにつれ数を減らし、現在では道東地方の一部で60羽から100羽がかろうじて生息していると言われています。つまりそれだけ北海道の自然が失われているわけですね。

北海道に限らず、自然保護は大切だと思います。自然環境や生態系を壊してきているのは私たち人間ですよね。このままだと地球そのものを破壊してしまうのかもしれませんね。そうならないよう人間自身の思慮と力でブレーキをかけられるでしょうか。

自分が今出来ることって何だろうって考えます。無造作にゴミを捨てたりしないように一人一人が関心を持って少しづつでもいいから自然保護に貢献していきたいですね。なくしましょう、環境汚染と心の汚染。

シマフクロウは1971年5月に国の天然記念物に指定されました。

シマフクロウの泣き声はここで
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