お正月の美味しい楽しみ♪

本日の最高気温マイナス1度。いよいよ氷点下の季節がやってきました。私は中学生の頃北海道の真ん中にある旭川という街で氷点下35度を経験しています。当時、今みたいに家風呂が当たり前ではありませんから銭湯帰りの濡れた髪の毛が数分でバリバリに凍ってしまいます。最近ではそこまで気温が下がるところはほとんどないので今は懐かしい思い出です。そんな厳しい冬の北海道には美味しい工夫がいっぱいありました。

いずし

昨日、ホッケと鮭の飯寿司を頂きました。飯寿司はこの他に鰰(ハタハタ)と鰊(ニシン)もありますがそれぞれに味わいがあって美味しいです。中でもホッケの飯寿司はあまり見かけないですがなかなか美味しいですよ。昔から冬の保存食としてもお正月の食卓を飾る一品としても欠かせない飯寿司は 子供の頃には各家庭で自家製の飯寿司を作ってましたが最近ではデパートでも高級品になってますので、お歳暮に頂いたりするとすごく嬉しいです。しかも味の当たり外れが多いので、美味しい飯寿司を食べれたときはとても幸せになります(^^)

ニシンお正月気分が一気に盛り上がる北海道の美味しい保存食としてはもう一つ代表的なものがあります。それはニシン漬です。 身欠きニシンを使ったニシン漬は北海道の冬の保存食の定番中の定番。子供の頃、漬け物樽の中から氷を割って取り出してきたしゃっこいニシン漬は冬の食卓には欠かせませんでした。昔は各家庭の味があって遊びに行くと必ず、お茶受けで丼で山盛りのニシン漬を出してくれてましたよ。たぶん今では自分の家で漬けてるところは少ないでしょうが、それでも田舎へ行くと自家製の美味しいニシン漬に出会うことができます(#^.^#)♭

■ニシン漬
北海道の冬の伝統漬物です。短冊切りした大根、大切りのキャベツと3?幅に切った身欠ニシンを米麹と食塩をふりながら漬け落としブタをして強い重石で漬けて20日くらいで熟成します。この熟成は氷点下の北海道ならではのもので乳酸発酵をさせないで野菜とニシンと米麹の味の調和をたのしみます。【引用文】